WJ本誌派。発売以降ネタバレしますのでコミックス派はご注意をば。同人表現に理解のあるお姉さん向けです。
取り扱いCPは90%位オビカカ。

2013-10-19

日本語翻訳版『Some Kakashi and Obito Trivias you probably didn't notice』

海外ファンによる、オビトとカカシのすばらしい考察英文『Some Kakashi and Obito Trivias you probably didn't notice』。遅くなりましたが訳してみました。(一部意訳)
()→原文にない付け足し
[]→原文の()
意味取り違えてるぞゴラア!っていうのを発見した方は是非ご連絡下さいね;;
リンクは似た意味を解説した日本語ページが探せたものは日本語、探せなかったものは原文そのままのリンクページを貼っています。

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■オビトとカカシにまつわるあなたが多分気づいていない33項目■

  1. 二人のカラーリングは、チャクラの色から髪色までお互いマッチしている。
  2. カカシは常にシンプルを好むが、オビトはドラマを愛する。(簡素と激動の対比)
  3. カカシの服はシンプルで特別なものはない(地味だ)が、オビトはアクセサリー、派手な色、特別なデザインを好む
  4. カカシは甘いものが嫌いだが、オビトは常にそれらと(一緒に)描かれている。仮面版トビは(アニメにて)団子を好んでいる(シーンがある)
  5. オビトの初登場はチャプター8の鈴取りテスト中。カカシは彼を「親友」と言っている。
  6. 「クズ(に関する問答)」は(オビトとカカシ)お互いによって一貫した改良がなされている。元々引用された原文はカカシの「掟を破るやつはクズだ」であり、これにオビトが「でも仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ」を付加。さらにチャプター630においてカカシが新しく「そして仲間の思いを大切にしない奴はそれ以上のクズだ」を付け加えた。
  7. カカシはオビトの遅刻癖を引き継いだが、オビトと違い、(遅刻の)言い訳の大半は嘘である。
  8. オビトとカカシに確認できる傷跡はそれぞれ他方(お互い)に関係がある。カカシの目の傷、×型の胸の傷、またチャプター635にて負ったキズ(黒棒で刺されたキズ)(これら全てはオビト関連でついたものであり、):オビトの胸に空いた二つの穴、そして彼の半身のキズ(これは全てカカシ関連でついたものである)
  9. 子ども時代オビトはカカシより背が高かったが、大人になって逆転した。(※1)
  10. オビトの眼がこのシリーズで移植された最初のものである。(※2)
  11. 二人はどちらもマスク(仮面)キャラとして有名である。
  12. カカシとオビトはどちらも一度サスケを拘束した。これは「サスケが座って長話を聞くタイプではない」からである。
  13. オビトの二部初登場は、彼の万華鏡が初めて明かされた(シーンである)カカシvsデイダラ戦の直後である。チャプター名は「託された想い!!」(31巻280話)。カカシがデイダラの腕にオビトの神威を使ったことが、オビトが暁に入ることを決めた(きっかけである)疑惑(可能性)がある。
  14. 伝説の三大ブロマンス(=男子同士CP)において、彼らはお互いに戦うのではなく「一緒に働く」ことを予め示されている唯一のカップルである。(※3)
  15. 仮面トビ時代のオビトは、ナルトSDシリーズにおいて自らを「イチャパラの伝道師」だと主張していた。
  16. オビトがゴーグルで覆うのは顔の上半分、それはカカシがマスクで覆っていない部分とぴったり一致する(オビトは上半分をゴーグルで、カカシは下半分をマスクで覆っており、そのパーツは顔をぴったり半々で分けた部位に相当する)
  17. それぞれに確認できる顔の傷は、お互いを守る為についたものである。
  18. 彼らがそれぞれ一度死んだと思われた際、テレビシリーズで使われた音楽は同じであった。(オビト→戦場BL:カカシ→ペイン戦)
  19. 彼らどちらも、自らの顔を見せずにものを食べようとした。
  20. お互いのカラーがマッチしているだけでなく、このペアは陰と陽の一つの優れたデモンストレーションになっている。カカシにおいては「シャープ(鋭)さ」を、そしてオビトにおいては「丸と四角」のコンセプトを、私たちは常に見る(ことができる)。彼らの衣装スタイルから、彼らのマスク、彼らの術、彼らの好きな食べ物、彼らの手近な武器からキズの形に至るまで(がその例である)。
  21. マイヤーズブリッグスのタイプ指標(MBTI)によれば、オビトはENFP型(外向性、直感、フィーリング(感覚)、知覚)、であるのに対し、カカシはほとんど(1項目以外が)正反対のINTJ型(内向性、直感、思考、判断)である。(※4)
  22. 注目すべきは彼らがN属性(直感)(抽象的な思考)を共有している点。これはオビトをチェスマスターに、カカシを偉大な戦略家にすることを可能にする。(※5)
  23. Keirseyの体質選別(診断)において、オビトは理想主義の性格タイプであるチャンピオン(型)に属する。
  24. (同診断において)カカシは合理(理性)主義の性格タイプであるマスターマインド(首謀者)型に属する。
  25. カカシのマスクと額あての形は彼の顔を水平に区切っており、一方オビトの半分傷跡のある顔は垂直に分割されている。
  26. 大人になったカカシの服はモダンスタイル(今風)である。一方のオビトは日本の古風な影響のある(彼は特有にワルな格好良さを演出する長いローブを好む)服を着ている。二人共何かしらのユニフォームを纏っているが、カカシのものはごく一般的な木の葉の忍者装備である。一方のオビトが最初に身につけたのは暁のローブと、その後柱間の回想内で(描かれた)うちはの戦士(イズナなど)が着用していたローブである。(※6)
  27. 大人のカカシは1部2部を通して常に(これといった特徴の無い)同じ服を着ている。一方のオビトは多数のドラマチックな衣装変更を物語の節目ごとに行っている。恐らく他のどのキャラクターより[うらやましいねえ、女子たち](その変更回数は)多い。カカシのマスクは常に同じなのに対し、オビトはマスクを定期的に変更している。
  28. 分かり切った、言うまでもなく明白なことだが;どちらも片方は(暖色の)赤で、もう片方は対照的な冷たい色(青みがかった色/(と)黒)というミスマッチな(組み合わせの)目を持っている。カカシの赤目は左でオビトは右である。
  29. カカシの顔のキズは左側であり、”良い”(と伝統的にされている側である)右側は損なわれずに残っている。一方、オビトの”良い”(側である)右側は完全にキズついており、損なわれずに残されたのは”悪い”面の左側だけである。[まめ知識:映画において、悪いキャラクターは伝統的に左側からフレームに入場し、それらによって(悪役であることを)紹介される。そして善良なキャラクターは右側から(フレームに入場する)。]
  30. (大戦ver前までの)大人オビトとカカシのフェイスデザインは共に、片側の目が見えるだけである。
  31. オビトの車輪眼(発動状態の)目は、カカシの通常(モード)の眼として見ることが出来る。(カカシが通常状態でもオビトの車輪眼は発動している状態で確認することが出来る)
  32. 二人共失った眼に眼球移植(手術)を施している
  33. 彼らにはまた、二人に捧げられた「火の意思を継ぐ者」という映画がある。この映画の最後で、人々はカカシのナルトへのリアクションを彼が生徒に対してロマンチックな感情を抱いたものだと誤解するが、彼がそのとき想っていたのはオビトのことである。






  • ※1:身長についてはトビ時代のファンブックの身長体重を元にした考察。これはマダラ=イズナ?というミスリードを誘う為のプロフであったこと+この考察が出たあと、原作で仙人モードのオビトさんが伸び縮み自由自在になったため現行適用範囲外かなと個人的には。
  • ※2:車輪眼は後にイタチからサスケへ、 他のうちはからダンゾウへの移植描写があるが、時系列というよりは作中で提示された順番としてオビトとカカシの間で行われたのが最初であるということ
  • ※3:伝説の三大ブロマンス→ここでは恐らくナルトとサスケ、柱間とマダラ、オビトとカカシの3CPを差していると思われる。前者二つは互いに戦うことが命題なのに対し、オビカカははじめから共闘ラインであり、今の所最終目的がお互いを倒すという話ではないということ
  • ※4:ENFP型→活動的、熱心、社交的傾向、INTJ型→独立独行的傾向。簡易版を見つけたので自分もやってみたい方はこちらあるいはこちらからどうぞ。
  • ※5:オビトのチェスマスターとカカシの偉大なるストラテジスト(戦略家)の対比。これはカカシの立てる壮大な計画をオビトは実行部隊として正確に施行できる、という相性の良さを表しているのかなあと思ったのですが、拡大解釈すぎるかも。勉強不足です。すみません。
  • ※6:うちはの衣装は日本の伝統的な影響を受けた服で、カカシの服は現代的。ということで伝統的な衣装というと着物?と思う日本人にはイマイチピンと来ないかも。この場合はNARUTO界における伝統的な服と現代的な服、と考えるべきかな。うちはの衣装には帯のようなものがついているので、これを差して日本の伝統的な、という表現をしている可能性もあり。でなければ、オビトはうちはの古来から着られている服を纏っているのに対して、カカシは時代に合わせてその時の(最新の)衣装を身に着けている、という表現だと考えられる。