WJ本誌派。発売以降ネタバレしますのでコミックス派はご注意をば。同人表現に理解のあるお姉さん向けです。
取り扱いCPは90%位オビカカ。

2013-05-15

629話 オビカカクライマックスのお時間です


よし気合い再注入!
言いたいこと一杯あるのでもう箇条書きにします
思いついた順なのでストーリー展開順ではないです

お品書き
01.表情やばい
02.効果音
03.オビトによるカカのトラウマ治療と解放(多分629話のメイン)
04.ダミーモードからオリジナルモードへ
05.TPO
06.所有しているのはカカは外側、オビトは内側
07.自分の言葉で話してください
08.オビがわざと突き放すのはそうしないといけない相手だとわかっているから
09.自分の愛+正義と世界は共生できない
10.オビトさんも全部正しい訳ではないのでそれをカカとなんとかする筈
11.ラスコマが意味深
12.とりあえず、切ないです。
13.痛覚については保留

めっちゃ長文なのでたたみます。





01.表情やばい
オレとの約束を守れなかったことで気がとがめたか…?の二人が見つめ合ってるシーンね、ここね、もうね、初見時、時よーとまれー!と思いましたよね、なかなか次のページめくれなかった…ていうかめくらないことでここでオビカカの自分の中の歴史を止めれば一生このクライマックス感持ってられる、やだ終わらないで、みたいな気持ちでした。
まさかそのあとにまたもう一回ハートブレイクな山場くると思ってなかったのである
なんなのこの哀愁漂う表情は…オビトさん今回カカにしか見せてない表情二回やってますがもう全体「いいんだよ」っていう許す表情、おまえなんでそこまで思い詰めたんだよ、馬鹿だな、っていう優しい顔に見えて私は木っ端微塵に爆発した…
オビトさん基本的に紳士見え隠れするからね…強さ故に衝撃全部この身で受け止めてやるよ系の優しいキャラだしね…そのへん変わってないんだね、って見えて萌えた…
もう一つのカカにしかやらないだろう表情、笑ってるコマはまあ、わーオビトがわらったー!って単純に喜びました。オフモードですね。連合の前では敵キャラやらないといけないからまとう仮面を選んでますが、脱ぐこともできるようでそこはカカと居る時だけの特別感があって私は再度爆発しました。身がいくつあっても足りぬ

02.効果音
いやなんか!これ反応したらいけないとこだよね…えへへ
って思ってたんだけど同じような感想持ったクラスタさんがいらしたので私は安心しました。だよね、エロ…い…ですよね。詳細は読んだら分かると思うので省略

03.オビトによるカカのトラウマ治療と解放(多分メイン)
冗談はさておき、629話でオビトがカカシにやりたかったのはこれだろ、と思いました。
トラウマ治療方法として、過去トラウマを形成した原因となる状況と同じことを再現した後、今度はちゃんと大丈夫だよ、って本人が思える結末に持って行って克服するやり方がありますが、オビトが今回再現したのはまさにこれじゃないかなと。
雷切固定されて近づいて来るオビトつらぬいた時怖かったと思うんですよね、カカ。もちろんリンを思いだすしオビトは殺したくないしで。
カカシを縛っているのはオビトと過去にした約束なので、カカシからすればオビトに「何で守ってやれなかった」って責められるのが一番つらい。でも約束を守れなかった自らのふがいなさを長い間悔やんでも来ただろうから叱責して欲しい気持ちもありそうで、そうしてもらうのが多分一番楽なやり方だったんだけどオビトはそれを選択しない人生を生きてきたので責めない。逆にめっちゃカカシのこと助けに来てます。
まず罪悪感を持っているカカシ自身に「あれはしょうがないだろ」って言い聞かせて「故意にやったんじゃないことはわかってる」って許して束縛から解放してあげる。
ついでにこれが幻術でなく本当に風穴開いても平気な体ならさらに「オレはこんだけやっても死なねーから安心しろ(もう一人で置いてったりしねーよ)」みたいなメッセージも加わるかなと思いました。
約束を守れなかったことを後ろめたく思わなくていいって言い方変えて二回言ってるのは、要するに「おまえは悪くねえよ」って念押ししたいオビトの意思だよねって。
こう表現するとアレですが、飼い主の言うこと守れなくてずーっと何年も反省してたペットのところに死んだ筈の主人が戻って来て「よしよししょーがねーよおまえは悪くねーよ、なんでそんなに反省してんだよ、オレ全部知ってるよ大丈夫だって」ってあやしてるような図が多分私が受けた印象に近いです…他に適切な例えが思い浮かばなくて申し訳ありませ…
とにかくこの二人、仲直りに関してオビトの方が俄然歩み寄ってるのはたしか。カカシから行けないのはオビトとの約束を重く受け止めているからで当然なので、本人正直ホッとしてるんじゃないだろうか。小さい頃も歩み寄るのはオビの役目ですからね…カカシはわかってもらおうと思ってないのかもしれないし初めからあきらめてるのかもしれないけど、ここに「ちょっと待て」ってグッって入ってくるのがオビト。
この関係性が出て来ると萌えますよね…やっぱりね。

04.ダミーモードからオリジナルモードへ
何の話かっていうとカカシがやった腹のパンまつりの怪です。当時衝撃を受けすぎて「どうしたのカカシご乱心なの!?」って思ったんだけど、忍としてあくまでも里の武器、プロやってきたカカシとしては、本体の精神状態がダウンした時に出て来るいわゆる勝手に動いてくれる自分モードがあるんじゃないか?と思った次第で。
本体「ちょっと待て流石に理解できない何でオビトが?え?生きてたの?」
ダミーモード「おまえちょっと奥で考えてな、役割は果たして来るからね、求められてることはちゃんとやるからねオレ、はい、いっきまーす、さらにもう一発!」
みたいな感じです。
アスマ先生攻撃できなかったチョウジ状態にならないのがカカシ先生だけど、今回はちゃんと動揺してるから、ああ、ようやく本体お目覚めしたなって思ったっていう。

05.TPO
カカシの様子を観察してそれに応じた行動を取っているように思えるオビトさんですが、戦場ではこいつダメだわ素直になれねーんだなって判断したらしく神威空間へ来たのはまあ、さすが旦那ですよね、嫁のこと分かってますよねっていう話です。
カカシ素直じゃないですから…もともとはツンデレですから…周りの期待値に応えることに慣れて来てますから…里の人たち集結してりゃそりゃ、本音も出せないですわ
ここなら他人の目気にしなくていいもんね。いいよいいよー!存分にやりたまえよ!!

06.所有しているのはカカは外側、オビトは内側
オレの心には何もありゃしない!!って言ってるけどそれカカにぶつけてること自体がすでに熱いよ…熱いよオビトさんー!うおお大好き!ってなった629話。
クール属性に華麗なる転職を遂げて以降、もうかつての熱いソウルは出てこないのかと思っていたんだけどもやっぱり持ち前のハートは熱かったね…萌えたね
「オレはこう思ってるけど、おまえはどーなんだよ!」っていうのをもうね、逃がさないレベルで迫りますよね。逆に言えばカカはそこまで囲い込まないと本音出てこない。
子どもの頃はそれでも完全ホット属性だったから「もういい、オレとおまえは水と油だ」ってプッツンまで行ってたバランスをクール属性が上手く調整して吸引力の変わらないただ一人のオビトさんに進化。
旦那は嫁の扱い方を本当によく分かっていらっしゃる。伊達にあの世は見てないです。
もしかしたら体はもう人間離れしてしまってるけど、内面は人間らしいオビトと、体は常人だけど周りの環境に従順というか自分の意思はどこなのレベルでなかなか出てこない、まさに名前通りカカシな彼の中味をオビトさんが詰めにかかるんですかね、それとも二人とも不完全だからお互いに補って完成なのかな、っていう、萌えが発現しました。

07.自分の言葉で話してください
カカたん「今出来ることは今のナルトを守ることだ」って言ってナルトの背中に隠れて以来まだそこにいるようで、(でもこれ物語に主人公絡ませないとまずいから苦肉の策かもしれない)とにかくもうナルト通じてしかオビトのことみてないわけで出る言葉も判断基準も全部ナルト。劇場版火の意思を継ぐ者でナルトにオビトの面影見て以来患ってるもんね…仕方ないね…ある意味カカシもオビト一色の人生である…
とりあえずそこ(ヨリシロ)はひっぺがしてやるよ、今のオレをちゃんと見ろよ、話はそれからだ、っていう作業にオビトさんが取りかかってるような気がしてなりません。超期待してる。

08.オビがわざと突き放すのはそうしないといけない相手だとわかっているから
おこがましいとか見当違いだとか言うので、少年誌対象年齢、中学生あたりにはオビトの言葉はそのまま本音に聞こえそうでそこで多分オビトの評価は分かれている印象ですが、まあこれ明らかにカカシに「おまえのせいじゃない」をちゃんと伝えるためだってお姉さんは思っているのでこれも優しさだよねっていう層とサイコさんだと受け止めた層がいるのは少年誌ならでは、これだけ重げなテーマをカッコ良くわかりやすく昇華するのは難しいよね岸影様!って思いましたよね。
何はともあれサイコさんだと思ってる読者層もひとまずこのオビカカターン見守っててほしいですよね。もはや私にとってみればここがNARUTOのクライマックスである。ドロンドロンの人情劇が見たいですわよ。

09.自分の愛+正義と世界は共生できない
オビトはまっすぐ自分の信念は曲げねえ、がかなり強い。大人はそのうち現実に気づいて世界のなすがままに自分の正義感とか信念は修正を余儀なくされるものです。それに伴い、今まで信じてたのって何だったんだろうって言うむなしさを抱いてある意味諦めて行くのが大人ってやつです。
それを変えないで、なら世界の方変えてやんよ!は結構凄い。でもナルトも間違いなくこのラインなのであり、主人公サイドであれば多分信念を曲げたナルトって見てる側はガッカリの対象だと思うのよね。オビトは敵側なので今サイコさん扱いされてますけども。
オビト出て来てから完全に敵側サイドで読んでいるので無限月読が究極の平和だなって私思っているのでさて、ストーリーはどうなるんでしょうかね。
助けても助けてもキリがないし全員の望みを叶えることは不可能、けど、それをやってあげたい→もう幻術しかない、って平和思考極めた故だという考え方は理解できる。

10.オビトさんも全部正しい訳ではないのでそれをカカとなんとかする筈
オビのやってること及び思考って敵サイドで読めばまともだし大体あってると思ってますが、リンが死んだ現実を受け止められずにこの世界は偽物としたことに関してだけはオビトもやはり逃避してるので、ここ詰めるのがカカシだといいなあ、って思っている次第です。
もう野次馬いいです。二人だけで何かしら結論出してから戦場に戻って欲しい。せっかくスイートルームにお呼ばれしたのですし。
あ、腐的には戻らないってのでもいい、二人が一緒にいればね。でもそうもいかないと思うので。

11.ラスコマが意味深
オレの心には何もありゃしない!空っぽだぜ!っていう空っぽ部分にカカシが収まってるのは意味深ですよねーっていう。カカシが入る暗示なのか、そうじゃないよオビト、オレがいるよ、っていう展開に流れるのか、続きが楽しみすぎて二次元から帰宅難民状態である。

12.とりあえず、切ないです。
色々言いましたけど痛みさえ感じやしないのコマは切ないという結論。
カカシを助けに行ってるオビトさんだけど同時に「繋がりが強い呪い」って言ってみたり、辛くなかったらやらないだろう表情何回かぶつけて今回はもうしっかりカカシ目の前で言ってますので「おまえがなんとかしてくれよ(っていうかおまえにしかできねえんだよ)」っていう叫びに近いものを感じました。
基本的にカカシを許すことに629話は使われてると私は思ったんだけれど、ここからはオビトのターンというか、カカシが何をやらないといけないのかが示されるターン。
普通ならカカシ本人が考えてオビトに何をしようか、ってなるところなんだけど、そこがオビトとカカシは特殊というか、オビトさんが流れ作ってカカシを誘導するんですよね。で、カカシはそれを待ってるんですよね。オビト色に染まるのかカカたん。染まってほしいです。

13.痛覚については保留
昨日のプチ感想でも書きましたがオビトさんの心臓にリアル穴空いてるのか空いてないのかは凄い重要事項。何がってやおい的に!痛覚がないけど生還隊残ってるっていうのはどうなの?アリにしたいけれども、どうなの!?そして多分そこは本文では語られない…っ
痛覚さん君だけが頼りだ。
血と汗は出るようなので液体系は問題ないと思っていますが!しかし!気持ちいい感覚があるのかないのかって凄い重要じゃない…?ですよね?これ以上言うまでもないですよね?
これによって描けるやおいスタイルが変わる…一話にして設定が覆される…原作…恐ろしい子…!
まて次号…!